平成に入ってからは、平成2年9月の台風19号により家屋浸水135戸、平成10年10月には台風10号の影響により家屋浸水121戸の被害を受けております。特に記憶に新しい平成16年9月の台風21号時には千代川流域内における総雨量は、鳥取1376ミリ、智頭206ミリ、若桜1916ミリ、綾木2546ミリに達し、鳥取県下における被害は、死者1名、負傷者7名、家屋の被害は一部破損2戸、浸水126戸、非住家被害1戸、田畑の被害14,5haに及び、千代川流域での家屋被害は99戸に及びました。道路被害は97ヶ所、河川被害は216ヶ所あり、旧用瀬町と智頭町の境界に位置する市瀬地区においては沿川の採石場の土砂が崩落し、千代川を塞き止める事態も発生しました。
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