旭川は,岡山県の中央に位置し,その源を中国山地の朝鍋鷲ヶ山(標高1,081m)に発し,湯原ダム・旭川ダムを経て南流し,岡山平野に出て岡山市街地を貫流し,児島湾に注いでいる幹川流路延長142km,流域面積1,810平方kmの一級河川です。
流域を構成する市町村は3市4町1村に及び,中国地方東部における社会・経済・文化の基盤をなしています。
下流部は岡山県の政治・経済の中心地である岡山市街地が広がっており,瀬戸内の中核都市として今後もますます発展することが予想されるほか,中上流部においても,吉備高原都市開発や縦横の高速道路網の整備が進められているなど,今後の発展が予想されています。
旭川流域の気候は,全般に瀬戸内型気候帯に属しており,温暖で日照晴天が多く安定しているものの,古くから幾度となく洪水に襲われています。 |