土師ダム建設事業は、昭和４１(１９６６)年４月、下土師ダム調査事務所(昭和４３年７月、土師ダム工事事務所に改称)を開設して着手し、 昭和４９年(１９７４)３月に完成しました。土師ダムの建設によって、陰陽の分水嶺を超えて江の川水系から太田川水系に分水されることとなりました。 　完成以来、土師ダムは洪水調節や用水供給によって関係地域の安全・安心に大きく貢献するとともに、「地域に開かれたダム」として水源地域の活性化や周辺地域の人々のレクリエーション活動に寄与しています。 年　月　日 記　　　事 年　月　日 記　　　事 昭和２８年度 江の川上流部の直轄改修事業開始 昭和４９．　５．２３ 竣工式 昭和３８年度 下土師地点ダム建設予備調査開始 （〜昭和４０年度） 　９．　８ 台風１８号による大雨に対し 洪水調節実施 昭和４１．　４．　１ 江の川の一級河川指定 下土師ダム調査事務所設置(八千代町役場内)実施計画調査開始 昭和５０年度 ダム周辺環境整備事業開始 （〜昭和５５年度） １０．　３ 基本協定書に調印 (下土師ダム対策同盟会) 　７．　１ 都市用水分水開始 １１．　１ 現地立入調査開始 ５１．　５．１０ 土師ダム管理所発足 ４２．　９．　７ 事務所庁舎完成(八千代町勝田) 昭和５５年度 江の川河川管理区間変更 ４３．　４．１７ 土師ダム工事事務所発足 (ダム名称を土師ダムに変更) 　　　５８．７ 梅雨前線豪雨発生 三次地区から下流部で被災 ４４．１２．１２ ダム基本計画告示 昭和６２年度 河川法改定 ４５．　８．２１ 損失補償基準の調印 平成元．　４．　１ ダム湖活用環境整備事業 (レイクリゾート事業)着手 １０．　１ ダム本体工事着手 　５．１０．　５ 〜　９ アジアカヌー選手権開催 ４６．　４．　２ 転流開始（仮設備、基礎掘削、 付替道路の工事が本格化） 平成　６年度 のどごえ公園完成 ４７．　２．１４ 本体コンクリート打設開始 　４．２１ 第２回「地域に開かれたダム」に指定 　４．１１ 定礎式 １０．２〜１６ 第１２回アジア競技大会カヌー競技開催 　７．１２ 昭和４７年７月豪雨災害発生 江の川水系全体に未曾有の被害 　７．　７．２２ 〜２３ 『森と湖に親しむ旬間』全国大会開催 　７．３１ ダム基本計画変更の告示 平成　８年度 土師ダムファミリーキャンプ場完成 生態湿地公園完成 ４８．１０．１７ 事務所を管理庁舎(現管理所)に移転 　８．　９．　８ 〜１１ 第５１回国民体育大会カヌー競技開催 ４９．　１．１６ 本体コンクリート打設完了 平成　９年度 八千代湖交流ボート大会開催 　２．１４ 試験湛水開始 平成１１年度 八千代湖ふれあい大橋完成 　３．３１ ダム本体工事完了 平成１４年度 堤改良事業着手 　４．１１ 三次工事事務所土師ダム管理支所発足 平成１６年度 土師ダム完成３０周年 　４．２８ 管理機器試運転開始 　　　１７．　３ 『ダム湖百選』に選定 　５．１７ 試験放流実施 　　　２０．　３ 低位放流設備完成 土師ダムができるまで 「かみしばい」はこちらから 既往出水状況　【最大流入量による順位】 順位 発生年月日 要因 　最大流入量（ｍ3／ｓ） 　最大放流量（ｍ3／ｓ） １ 平成１１年　６月２９日〜３０日 梅雨前線 １，１４０ ５２８ ２ 昭和６０年　７月　５日〜６日 低気圧 １，０５３ ４９８ ３ 昭和５８年　７月２３日〜２４日 梅雨前線 　　８７３ ４３６ ４ 平成２９年　７月　３日〜７日 梅雨前線 　　８１７ ４３５ ５ 平成１７年　９月　６日〜７日 台風１４号 　　７８１ ４０８ 既往渇水状況【年最低貯水位による順位】 順位 発生年月日 　最低貯水位（EL.m） 　貯水量（ｍ３） 　有効貯水容量に対する割合（％） １ 昭和５３年　９月　９日 ２３４．７０ ０ ０．００ ２ 昭和５８年１０月１６日 ２３４．７４ 　４１,０００ ０．１０ ３ 平成１４年１０月２０日 ２３４．９２ ２２５,０００ ０．５５ ４ 平成　６年　９月　６日 ２３５．１４ ４５０,０００ １．０９ ５ 平成１９年１１月２９日 ２３５．１８ ４９０,０００ １．１９ ※１ 有効貯水容量　：　洪水調節、都市用水、発電等に使用するために貯水できる最大量 ※２ 貯水率が０％だから、ダムに全く水が無いという事ではなく、飲み水や工業用水等に使う水がなかったということです。 平成１４年渇水の写真はこちらから　１　２