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| カナヘビ |
| 有鱗目 カナヘビ科 |
| 日本で最もふつうに見られるトカゲ。平地から山地にかけての草地ややぶにすみ、人家の庭先でも日光浴する。背中のうろこは大きく、角張っていて、同じ地域にすむニホントカゲよりもガサガサした印象がある。地域によって成長パターンや体型にちがいがある。5〜9月に一度に1〜8個を産卵する。 |
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| トカゲ |
| 有鱗目 スキンク科 |
| 日当たりのよい乾燥した草地や石垣などにすむ。体長16〜21cm。カナヘビよりも、うろこが細かくてなめらかである。幼体は頭から胴に金色のすじがあり、尾はあざやかな青色。敵におそわれると自切する。オスは繁殖期になると、のどから腹が赤くなり、オス同士で争う。5〜6月に一度に5〜16個の卵を産み、ふ化するまで守る。おもに昆虫やクモを食べる。 |
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| ニホンマムシ |
| 有鱗目 クサリヘビ科 |
| 北海道から九州に分布し、山地や水田など、さまざまな環境にすむ。体長40〜65cm。体色は灰褐色〜暗褐色で、中央に大きい斑紋がならぶ。全身が黒色のクロマムシや赤かっ色のアカマムシと呼ばれる色彩型もある。幼体の尾の先は黄色。毒は強いが量は少ない。性質はおとなしい。ネズミやトカゲ、カエルなどを食べる。卵胎生で8〜9月に7〜12匹の幼体を産む。 |
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| アオダイショウ |
| 有鱗目 ナミヘビ科 |
| 日本各地の平地や山地に住み、人家周辺でも多くみられる。体長100〜230cm。成体の体色は褐色を帯びたオリーブ色で、ぼんやりとした4本のすじがある。ネズミなどのほか、木に登って鳥や卵を食べることもある。5〜6月に交尾をし、7〜8月に4〜17個の卵を産む。山口県岩国市の白化型個体群(しろへび)は国の天然記念物。 |
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| シマヘビ |
| 有鱗目 ナミヘビ科 |
| 日本各地の平地や山地などに生息。乾燥した草原に多い。80〜150cm。体色は淡かっ色で、黒褐色のすじが4本入るが、色彩変異も多く「からすへび」と呼ばれる。全身が黒色の個体もいる。尾で地面をたたいて威嚇(いかく)する。動きはすばやく、木にも登る。カエルやトカゲ、ネズミなどを食べる。交尾をする4〜5月にはコンバットも行う。7〜8月に卵を産む。 |
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| ジムグリ |
| 有鱗目 ナミヘビ科 |
| 林や畑の中などにすみ、平地の開けた場所にはあまり出ない。体長70〜95cm。背面は黄褐色〜淡褐色で、覆面に四角い斑紋がある。名前のとおり地中生活をするヘビで、くびが太く、地面にもぐりやすいように、上あごが下あごにおおいかぶさっている。ネズミなどの小型哺乳類を好んで食べる。5〜6月に交尾し、7〜8月に1〜7個の卵を産む。 |
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| ヒバカリ |
| 有鱗目 ナミヘビ科 |
| 低山地の林に生息し、水辺に多い。カエルやドジョウなどを食べる。体長47〜57ｃｍ。背中はかっ色で、口角の後ろが黄色っぽい。腹面の左右に黒点がならぶ。昼間はじっとしていて、夕方になると動き始める。高温を好み、活動期間は5〜10月と短い。おとなしいが、くびをS字に持ち上げて威嚇(いかく)することもある。無毒。 |
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| ヤマカガシ |
| 有鱗目 ナミヘビ科 |
| 体長60〜120cm。体色は地方によって多少異なる。平地や低山地に多く、水辺を好む。危険を感じると、毒腺のあるくびの部分を平たくして相手に見せつける。奥歯にも毒腺がある。おもにカエルを食べ、有毒のヒキガエルなども食べる。昼行性。秋に交尾をし、翌年の7月ごろ産卵する。 |
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| クサガメ |
| カメ目 ヌマガメ科 |
| 池や河川に生息する。甲長12〜25cm。背甲は暗褐色で、頭部側面から頸部に黄色いすじがある。背甲に3本のキールがあり、後縁は丸い。雑食性。クサガメを漢字で書くと「臭亀」。ブリッジあたりの腺からにおいを出すことがあるため。6〜8月に水辺の砂地に穴を掘って、4〜11個を産卵する。約2カ月でふ化する |
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| ニホンイシガメ |
| カメ目 ヌマガメ科 |
| 山地や小川、河川、池沼、水田などにすむ。背甲の中央にキールがあり、甲羅の後縁は鈍いのこぎり状。背甲は黄かっ色。腹甲は黒色。幼体は背甲が丸く、色も明るいかっ色で「銭亀」と呼ばれる。雑食性。5〜8月に水辺に深さ約10cmの穴を掘り4〜10個の卵を産む。日本本土の唯一の固有種のカメだが、生息環境の悪化で姿を消した地域も多い。 |
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| ミシシッピアカミミガメ |
| カメ目 ヌマガメ科 |
| 市街地近くの池や河川に生息。外来種が野外繁殖している。5〜8月に産卵する。甲長12〜28ｃｍ。 |
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| スッポン |
| カメ目 スッポン科 |
| 河川や池沼の水底が砂泥質の水域にすむ。甲長は15〜17cm。背甲は灰色〜灰黄色で模様はない。吻が長く水かきが発達している。頭部の模様は地域によってちがうが、人為的移動や外国からの移入の可能性もあり分類的にはっきりしない。ほぼ肉食性。岸辺の穴を隠れ家にする。5〜7月に3〜4回、一度に約50個を産卵する。古くより食用とされている。 |
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爬虫類
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