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概 要

中国横断自動車道尾道松江線は、広島県の瀬戸内海沿岸の尾道市を起点に、広島県北部の三次市を経由して島根県松江市に至る延長約137kmの高速自動車国道です。山陽自動車道・中国縦貫自動車道・山陽自動車道及び西瀬戸自動車道を連結し、中国四国地方における高速道路ネットワークを強化する本路線は、地理的には中国地方のおへそ「三次市」で中国縦貫自動車道と接続し、均衡のとれた高速道路ネットワークを形成します。

また、瀬戸内と日本海を結ぶ心強い幹線道路として輸送時間を短縮し、一般道の混雑緩和や沿線地域の経済・文化活動の活性化に重要な役割を果たすのはもちろん、山陽自動車道と中国縦貫自動車道の2本の縦貫道を結ぶことによる縦貫道の機能強化と災害時の代替路として、中国地方にとってなくてはならない高速道路となります。

平成15年12月25日に開かれた国土開発幹線自動車道建設会議において、国と地方が3対1の割合で公費を投入して造る「新直轄方式」の導入が示され、当事務所では、三次・庄原地区(L=52.0km)が担当区間となり、平成18年度からは地域が一体となった、設計協議、用地買収、工事等を円滑に進めていくために「推進プロジェクトチーム」を結成するなど、県、市との連携、協力を強化しつつ、一日も早い供用を目指して事業を推進しました。

新直轄方式で整備されている尾道JCTから三刀屋木次ICまでの区間のうち、尾道JCTから世羅ICまでの区間は平成22年11月27日に、吉田掛合ICから三刀屋木次ICまでの区間は平成24年3月24日に、三次東JCT・ICから吉田掛合ICまでの区間は平成25年3月30日に、吉舎ICから三次東JCT・ICまでの区間は平成26年3月30日に、世羅ICから吉舎ICまでの区間は平成27年3月22日に、それぞれ開通しました。


事業経緯(上)、路線概要(下)
標準断面図(左)、尾道松江線概要図(右)

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尾道松江線事業 パンフレット