因幡・国府のうつろう流れ 殿ダム・袋川流域風土記

殿ダム・袋川流域風土記
HOME >> 袋川流域 水を求めて先人の血と汗

水道水源を求めて


水一杯もタダでは飲めぬ

鳥取市の飲料水は武家屋敷用の水道と通常井戸、袋川に頼ったまま、旧藩時代からほとんど進歩なく明治末まで及びました。大正期には井戸の数2600と各所に井戸が掘られましたが、沼地である城下からは良好の飲料水が湧き出ず、清水を売り歩く商売もありました。直径30cm、深さ60cm位の桶1杯が約2銭であったといわれています。