芦田川水系

自然と歴史を生かす 芦田川

芦田川 千代川 天神川 日野川 斐伊川 江の川 高津川 吉井川 旭川 高梁川 芦田川 太田川 小瀬川 佐波川
①千代川 ②天神川 ③日野川 ④斐伊川
⑤江の川 ⑥高津川 ⑦吉井川 ⑧旭川
⑨高梁川 ⑩芦田川 ⑪太田川 ⑫小瀬川
⑬佐波川

流域の地勢、気候上の特色

 芦田川は広島県の東部に位置し,その源を広島県三原市大和町蔵宗に発し,世羅大地を貫流後,神辺平野を流下し,瀬戸内備後灘に注ぐ,幹川流路延長86km,流域面積は860平方kmの一級河川です。流域を構成する市町は福山市・府中市等7市2町を数え,備後地方の社会・経済・文化の基盤となっています。
 備後地方は,昭和39年に工業整備特別地域の指定を受け,鉄鋼を中心とした企業誘致が進み,河口堰建設による利水開発等と相まって急速に都市化が進みました。また、山陽自動車道の開通,広島空港の開港,さらに本州四国連絡道(尾道・今治ルート)の開通等,広域高速交通網の整備により,一層都市化が進むものと予想されます。
 流域の気候は瀬戸内式気候区に属しており,平均気温は12~15度と温暖で,年間降水量は1,100mm~1,500mm程度と少なくい地域となっています。

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芦田川が形成した神辺平野

 現在の神辺平野一帯は古くは「穴の海」と称されており、今の府中市あたりまで海水が流入し、流路は数条に分かれ洪水毎に大きく変動して雨季毎に濁流が氾濫していましたが、芦田川の流す土砂は、しだいに広い神辺平野を形成しつづけ、弥生時代に入ると多くの人々が住みつき、穴の海は「穴国」として国づくりがなされていたようです。

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お問い合わせ先

中国地方整備局
電話(082)221-9231(代表) 河川部