ニホンカナヘビ Takydromus tachydromoides
ニホンカナヘビの写真
分類
有鱗目カナヘビ科
重要種指定
指定なし
特     徴
全長は18~25cmで、尾の長さが全体の3分の2を占めています。
体は細長く、背面は薄茶色で、黒いたて線があります。ニホントカゲと似ていますが、ウロコに光沢がなくざらついていることで区別できます。
乾燥している草地の周辺で多くみられ、昆虫類やクモ類を食べています。
名前は「ヘビのように細長いがかわいらしい」ことから、「愛ヘビ(かなへび)」と呼ばれるようになったと言われています。
生 息 場 所
平地や低山地の陽当たりのよい石垣や、背丈の低い草原に多く生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川など広い範囲でみられます。
繁     殖
産卵期は5月中旬~7月。
年に3~4回繁殖し、1回に2~6個の卵を産みます。草の根元などで産卵します。卵は約2ヵ月でふ化し、約1年で成熟します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 芝生や草の根本
出現時期 平地から低山地の石垣や草原