ヒバカリ Amphiesma vibakari vibakari
ヒバカリの写真
分類
有鱗目ナミヘビ科
重要種指定
指定なし
特     徴
全長は30~60cm。
体色はチョコレート色~黒っぽい茶色で、首の部分にある黄色い帯が特徴です。腹面は淡い黄緑色で、その両側には黒斑が点線のように連なっています。頭部は比較的小型で、眼は大きく、丸い黒の瞳孔をもっています。ウロコひとつひとつには明瞭な縦の隆起があります。
夜行性で人目につきにくく、カエルやオタマジャクシ、ドジョウ、ミミズなどを食べています。
ヒバカリは、「かみつかれたらその日ばかりの命」と言う迷信に基づいて名付けられましたが、実際は無毒で性質はおとなしく、人にかみつくことはほとんどありません。
生 息 場 所
低山地の河川敷や森林、田畑の石垣のすき間などに多く生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川でみられます。
繁     殖
産卵期は7~8月。
地上の物陰に繁殖します。1回に4~10個の卵を産みます。卵は約36日でふ化し、約15cmの子ヘビが生まれます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 地上の物陰
出現時期 河川敷や森林、田畑など