キツネ Vulpes vulpes japonica
キツネの写真
分類
ネコ目イヌ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は60~78cm、尾長は40~50cm、体重約5~7kg。
口が長く、ほおがこけた顔つきで、耳は直立しています。胴は細くしなやかで、長い尾をもっています。体色は、ふつう背中が赤みのある茶色で、ノドの下から腹部は白色です。
雑食性で野ネズミ、鳥類、爬虫類のほか、昆虫類、果実などさまざまなものを食べています。動物を捕まえるときはいったん高く飛び上がり、真上から押さえつけて捕えます。
キツネのフンには毛や昆虫などが混じっており、切株の上や草の上など、目立つ場所でよくみられます。
生 息 場 所
平地から高山の田畑や草原など、小さな森と集落が入り組んだ環境によく生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺、長谷川でみられます。
繁     殖
出産期は3~5月。
冬季(12月~翌2月)に交尾し、妊娠期間は約52日。子育て期間は約3ヶ月です。巣は自分で土に穴を掘って作りますが、空き家の床下や自然の洞くつを利用することもあります。
冬から春にかけては家族で生活します。5~6月になると複数の巣穴を転々と移動し、7月頃からはほとんど巣穴を使用しなくなります。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
出産期 空き家の床下や自然の洞くつ、岩の割れ目など
出現時期 田畑や草原、集落地周辺など