テン Martes melampus melampus
テンの写真
分類
ネコ目イタチ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長40~45cm、尾長20~25cm、体重1~1.5kgで、オスに比べメスの体が小さい種です。
体型は胴長で、足は短く、太い尾を持っています。頭部は平たく、耳は丸く立っており、口先はとがっています。夏は体が薄茶色で、冬には鮮やかな黄色になる"キテン"と、一年中ほぼ変わらず体が黒ずんだ茶色の"スステン"に分かれます。
雑食性で、果実や昆虫類、カエル、ヘビ、小魚、小鳥、ネズミなどを食べています。
イタチとよく似ていますが、テンのほうが大型であること、耳がはっきりと体毛の外に出ていることで区別できます。
生 息 場 所
おもに森林に生息しますが、樹木があれば人家周辺にもみられます。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
出産期は4~5月。
7~8月に交尾し、約8ヶ月後に出産します。樹洞などを巣として利用します。一夫多妻で、メスが単独で子育てをおこないます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
出産期 樹洞
出現時期 森林