
大阪市から北九州市を結ぶ一般国道2号は、西日本の大動脈として、沿道地域の産業・社会活動や住民の生活に大きな役割を果たしています。しかしながら、東広島市~広島市間の国道2号では、慢性的な交通渋滞が発生しており、日常生活や経済活動の支障となっています。また、瀬野川沿いを走るこの区間は、幅員が狭く、カーブや勾配も急なため交通事故が多く、さらに、大雨や積雪により交通が麻痺する危険性も高くなっています。ところが、こうした事故や災害によって通行止めになっても、これに替わる迂回路がないのが現状です。こうした問題を解決するため、東広島市八本松町から安芸郡海田町に至る延長17.3kmの東広島・安芸バイパスが計画されています。
起終点 | 起点:広島県広島市安芸区上瀬野町上瀬野 終点:広島県安芸郡海田町南堀川町 |
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計画延長 | 専用部:9.6km 平面部:1.7km |
道路規格 | 専用部:第1種第3級(設計速度80km/h) 平面部:第4種第1級(設計速度60km/h) |
車線数 | 専用部:4車線 平面部:4車線 |
起終点 | 起点:広島県東広島市八本松西 終点:広島県広島市安芸区上瀬野町上瀬野 |
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計画延長 | 専用部:7.7km |
道路規格 | 専用部:第1種第3級(設計速度80km/h) |
車線数 | 専用部:4車線 |
東広島・安芸バイパス
【東広島バイパス】瀬野西IC~中野IC(延長4.4㎞)平成26年3月29日開通
【東広島・安芸バイパス】海田東IC~海田西IC(延長1.6㎞)、八本松西IC~瀬野西IC(延長8.4km)
令和5年3月19日開通(全線開通)