ニホンアマガエル Hyla japonica
ニホンアマガエルの写真
分類
無尾目アマガエル科
重要種指定
指定なし
特     徴
幼生(オタマジャクシ)は全長50mmほど、成体はオスが体長22~39mm、メスが体長26~45mmの小型のカエル。
体の色は環境によって明るい緑色~灰色に変えることができ、眼の前後には黒い帯状の模様があります。指先には吸盤が発達し、草むらや木の上で生活し、小型の昆虫類を食べます。
オスはノドに大きく膨らむ鳴き袋をもっており、小さな体にもかかわらず「クワックワックワッ……」と大きな声で鳴きます。特に雨が降る前によく鳴くことから、雨の予報をするカエルとして知られています。
生 息 場 所
平地や低山地の林、草原などの低い木や草の上に生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川でみられます。
繁     殖
産卵期は4~7月。
水田、池などの浅い水域の水草などで繁殖します。卵は暗い黄色で、寒天質に包まれています。2日半でふ化し、幼生になります。幼生(オタマジャクシ)の期間は約32日と短く、8月上旬までに変態して幼体(子ガエル)となり陸上で生活します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 水田、池などの浅い水域
出現時期 低い木や草の上