タゴガエル Rana tagoi tagoi
タゴガエルの写真
分類
無尾目アカガエル科
重要種指定
指定なし
特     徴
幼生(オタマジャクシ)は全長が20~28mm、成体はオスが体長30~58mm、メスが体長31~54mmの中型のカエル。
背面は赤みのある茶色のものが多く、下あごから胸の前方は、薄い墨色でおおわれています。渓流周辺の森林内で生活し、昆虫、クモ、陸貝などを食べます。
繁殖期になると、オスは渓流沿いの水がわき出る岩のすき間や斜面の穴などにかくれて、「グッグッグッ……」と低い声でメスを呼びます。このため、鳴き声が聞こえても声の主をみつけることはかなり困難です。
生 息 場 所
山地の渓流沿いの森林内などに生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
産卵期は4月中旬~5月中旬。
谷川の岸や日陰の水たまりなどで繁殖します。上面が暗い茶色の卵で、繁殖数は60~100個です。1~2週間でふ化し、6~7月にオタマジャクシから変態して幼体(子ガエル)になります。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 日陰の水たまり
出現時期 山地の渓流沿いの林