広島国道事務所

廿日市大野防災

事業概要

国道2号は、大阪府大阪市と福岡県北九州市門司区を結ぶ主要な幹線道路です。廿日市大野防災は、越波被害が多く発生している一般国道2号廿日市市大野地区の防災対策事業です。台風・高潮等の災害に強い緊急輸送路の確保、集落等の孤立の危険性を回避します。また、信頼性の高い道路ネットワークを構築することで、大幅な迂回を解消し、人流・物流の確保が期待されます。

位置図

標準横断図

整備イメージ

一般国道2号 廿日市大野道路周辺における課題

平成11年度以降、越波による通行止めが7回発生しており、最大で6時間50分の全面通行止めが発生しています。国道2号当該区間が通行止めとなった場合、普通車は山側の生活道路を迂回する必要があり、混雑や安全面で課題があります。

整備効果

1.台風・高潮等の災害に強い緊急輸送路の確保及び集落等の孤立の危険性の解消

一般国道2号廿日市市大野地区では、台風や高潮時に越波が発生することが多く、平成16年台風18号の襲来時には、鳴川・下灘地区の約150世帯が一時孤立状態になりました。 廿日市大野防災の整備により、台風・高潮等発生時においても、災害に強い緊急輸送路を確保し、集落の孤立の危険性解消が期待されます。

2.信頼性の高い道路ネットワークの構築により大幅な迂回を解消し人流・物流の確保

台風時広島岩国道路も通行止めになることが多く、大型車は国道186号と県道30号を用いた大幅な迂回が必要となり、国道2号を利用した場合と比較し、走行距離は約2.6倍、所要時間は約2.1倍となっています。 廿日市大野防災の整備より、通行止めの発生を回避することで、周辺に多く立地する工場等からの物流・輸送安定性が向上し、地域産業の支援が期待されます。

事業経緯

準備中

工事の進捗状況

準備中

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