広島国道事務所

西条バイパス

事業概要

大阪市から北九州市を結ぶ国道2号は、西日本の大動脈として、地域の産業・社会活動や住民の生活に大きな影響を与えています。国道2号西条バイパスは、広島市と広島空港間、広島市と東広島市間、広島港と東広島市間を結ぶ広域交通ネットワークを形成しますが、広域的な通過交通に東広島市街地からの交通が合流することで、通勤時間帯を中心に慢性的な交通渋滞が発生しており、日常生活や経済活動の支障となっています。 また、広島市と広島空港間を結ぶ交通ネットワークでは、山陽自動車道が主要ルートとなりますが、山陽自動車道における事故や通行止めにより空港バスの運休が余儀なくされるなど、空港アクセスが脆弱な状況にあり、山陽自動車道が通行止めの際には国道2号が迂回路となることから、国道ルートの強化が必要です。 これらの問題を解決するべく、現在2車線である国道2号西条バイパス(下三永~八本松)を4車線道路に整備し、円滑な広域交通ネットワークを確保します。

位置図

西条バイパスの混雑状況

標準横断図

整備効果

西条バイパスの交通混雑が解消することで、旅行速度が向上し、山陽自動車道通行止時における代替路としての機能強化が図られ、空港アクセスルートである東西軸道路において、信頼性の高い道路ネットワークが確保されます。

1.空港アクセス強化(東西軸リダンダンシー確保)

西条バイパスの交通混雑が解消することで、旅行速度が向上し、山陽自動車道通行止時における代替路としての機能強化が図られ、空港アクセスルートである東西軸道路において、信頼性の高い道路ネットワークが確保されます。

2.都市間アクセス強化

西条バイパスを4車線化することで、通勤時間帯を中心に発生している交通混雑の解消が期待されます。東広島バイパスとあわせ、円滑な広域道路ネットワークが確保されることで、広島市・東広島市間など都市間のアクセス性が向上します。

3.物流効率化による地域経済活動支援

西条バイパス含む国道2号は、広島市・広島港への重要なアクセスルートです。西条バイパスの4車線化によりトラック輸送等の快適な走行環境が形成され、広島市中心部・広島港のアクセスも含めた輸送時間短縮による物流の効率化が期待されます。

事業経緯

工事の進捗状況

準備中

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