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ハイヅカ湖ビジョン

リーディングプロジェクト

プロジェクトWET講習会

アイスブレイク「雨降って地固まる」


アイスブレイク「雨降って地固まる」

平成20年7月12、13日の二日間に分けて、知的な遊びや体験的な要素が組み込まれた、水や自然環境についての様々なアクティビティとその指導法などを学べるプロジェクトWETエデュケーター講習会がハイヅカ湖で開催されました。
「雨降って地固まる」というアクティビティは、水に関する諺を絵に描き、それが何の諺かお互いに当て合います。諺には、その言葉が属する文化や気候、暮らしなどが強く反映されています。
講習会の導入部として、諺を当てたら自己紹介し合うという形にしました。

開会式


開会式

閉会式では、一両日に渡る講習会を終えた参加者の方全員に、プロジェクトWETエデュケーター講習会の修了証の贈呈と、エデュケーター資格の認定が行われました。
基本となる91のアクティビティが網羅された冊子や、水に関する小冊子も併せて贈呈されました。
ご参加していただいた皆様には、今後とも、プロジェクトWETを大いにご活用いただき、地域の子どもたちに水や自然環境の大切さを伝えていただきたいと願っております。ウェットランドなどでできれば、きっと素敵なプラグラムができそうですね!

「殺人鬼は誰だ?」


「殺人鬼は誰だ?」

ちょっと怖いタイトルですが、これは、水を媒介として伝染するコレラを教材として用いるアクティビティです。参加者は1854年のロンドンのスラム街にタ イムスリップし、この年、スラム街で次々に人が亡くなった事件を解決してもらいます(実際にこの年コレラの大流行がありました)。地図といくつかのヒント から、犯人(原因)を特定します。ヒントとヒントを結びつけ、この事件の犯人が水であることを発見することで、水にはそのような怖い一面もあることを学び ます。

「水の住所」


「水の住所」

生きものが持つ水に関する適応能力を示す手がかりをクイズ形式で出し、その生きものを当ててもらうアクティビティです。問題を作る側は、段階的にヒントを 設定するなど、「難しすぎず、面白い問題にするにはどうすればいいか?」と、参加者をイメージしながら作ります。フレントリ館の生物図鑑をテーブルいっぱ いに広げ、ウェットランドに関係のある生きもので問題を作りました。

「水のオリンピック」


「水のオリンピック」

講習会の後半では、各グループによるピアティーチング((ピア=同等・対等の人の意。同じ立場のもの同士で講師に代わり互いに実践指導する)を行いました。
「水のオリンピック」は、水が持つ表面張力や、界面活性剤の性質などを利用し、競技形式で楽しく水について学ぶことができます。

「ハンプティダンプティ」


「ハンプティダンプティ」

パズル遊びを通じて、複雑な自然環境ほど、元通りの状態に戻すことがいかに難しいかを知ることができるアクティビティです。
皆さん、大いに楽しんでいただいているようです。

「チリもつもれば」その1


「チリもつもれば」その1

グループごとに河川の上流・下流域に分かれ、さらに左右岸の一定区画を割り振ります。
皆さんは100億円を手にしました。さぁ、皆さんはどのように土地を利用しますか?
楽しそうに開発を進めていますが、その答えは…

「チリもつもれば」その2


「チリもつもれば」その2

こうなりました(笑) 積み木ブロックは汚れを表しています。上流域で許容値を超えて溢れた汚れは、すべて下流域に流れます。そこでも対処できなければ…?
参加者自身が土地開発者、土地利用計画者の立場となることで、環境を悪くする因果関係がよりはっきり見えてきます。また、河川の上流側と下流側のつながりの大切さを知ることができます。

「驚異の旅」


「驚異の旅」

参加者自身が水分子となり、世界中のあちこちを旅して巡ります。水循環について、より深く知ることができます。