キイロカワカゲロウ Potamanthus formosus
キイロカワカゲロウの写真
分類
カゲロウ目カワカゲロウ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は約12mm。
体は黄色で細長く、黒色の模様があります。アゴが頭よりも前に突き出ているのが特徴です。腹部のエラは羽毛状にふさふさしており、横方向に広がります。尾は3本で、両側に長い毛があります。このエラは水中の酸素を効率よく取り込むのに役立っており、かなり汚れた水域でもすむことができます。
雑食性で、生き物の死がいや藻類を食べます。
成虫は飛翔昆虫で、全体に鮮やかな黄色。尾は幼虫同様3本です。
生 息 場 所
幼虫は中流から下流域の流れのゆるやかなところで石の下に半分潜って生息します。成虫は平地、低山地の河川周辺に生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、長谷川でみられます。
繁     殖
成虫の出現期は6~9月。夏から秋にかけて羽化します。卵塊を一度に水中に産み落とします。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
幼虫期(水中) 流れのゆるやかな水域
成虫期(陸上) 平地、低山地の河川周辺