ブユ類(Simulium属の一種) Simulium sp.
ブユ類(Simulium属の一種)の写真
分類
ハエ目ブユ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は、成虫が3~6mm、幼虫は約6mm。
幼虫はひょうたんを細長くしたような形をしています。太い腹部の先に吸盤があり、これで石や植物にはりつきながら、流れてくる藻などの有機物を食べます。
成虫は小型のハエに似ています。体は黒っぽいものが多く、大きな透明の翅を持ち、触角は数珠状です。成虫のメスは人や動物の血を吸います。
ブユのことを、東日本では「ブヨ」、西日本では「ブト」と呼ぶ地方が多くあります。
生 息 場 所
多くの種がきれいな河川の流水中に生息します。成虫は河川の水辺に多く生息します。
弥栄ダム周辺では、長谷川でみられます。
繁     殖
幼虫、成虫とも年中みられます。
成虫のメスは交尾後、人や動物の血を吸って産卵のための栄養をたくわえます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
幼虫期(水中) 山地の渓流
成虫期(陸上) 山地から平地の河川