コオニヤンマ Sieboldius albardae
コオニヤンマの写真
分類
トンボ目サナエトンボ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は31~35mm。
平らな体で、赤みや黒味のある茶色です。体のわりに頭が小さく、触角は太いしゃもじの様な形であることが特徴です。
成虫はトンボの形で、腹部が長く、黒地に黄斑があります。幼虫と同様、体のわりに頭部が小さく、長い後足があります。眼の後方に角状の突起があります。
幼虫、成虫ともに肉食性で、自分より小さな虫などを食べます。
生 息 場 所
幼虫は、丘陵地から低山地を流れる河川に生息します。成虫は、河川流域の樹林に多く生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺でみられます。
繁     殖
成虫の出現期は5~9月。砂れき底の浅い河川の上でホバリングしながら卵を出し、適当な卵塊ができる度に腹で水面を打って卵を水の中へ放ちます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
幼虫期(水中) 流れのゆるやかなよどみ
成虫期(陸上) 河川周辺の樹林