ユスリカ科 Chironomidae sp.
ユスリカ科の写真
分類
ハエ目ユスリカ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は約8mm。15mm以上の大型の個体もみられます。
体形は細長く、足はなく、胸と腹部の末端に足代わりの突起(擬脚)をもちます。体色は白色や赤色、オリーブ色など、種類によって異なります。
多くの種が付着藻類や生き物のかけら、死がいなどを食べます。
成虫になったユスリカ類のオスの中には、春や秋にみられる「蚊柱」を形成するものもいます。
生 息 場 所
幼虫は山地の渓流から河口、湖沼、海域まで、広い範囲に生息します。中には陸上で暮らすものもいます。成虫は河川や海域、湖沼などの水辺に生息します。
繁     殖
産卵方法は種によって異なり、空中から卵塊を落とすもの、水際の水草に卵塊を付着させるもの、水面に浮遊させるものがあります。また、他の水生昆虫の体に産みつけるものもいます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
幼虫期(水中) 河川や湖沼
成虫期(陸上) 水域全般