クシヒゲマルヒラタドロムシ Eubrianax granicollis
クシヒゲマルヒラタドロムシの写真
分類
コウチュウ目ヒラタドロムシ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は、成虫約4~6mm、幼虫3~5mm。
幼虫は平たいだ円形で、3対の足が腹部にありますが、上からは見えません。体は黄色または茶色で、不明瞭な白色と茶色の模様があります。石の表面についた付着藻類を食べます。
成虫はゾウムシのような見た目で、翅は黒色です。オスの触角はくしのようなヒゲ状になっています。
ヒラタドロムシの仲間は、幼虫が平らなだ円形であることから「水中の銅貨」とも呼ばれています。
生 息 場 所
成虫は水辺の植物や岩陰、幼虫は河川の流水中に生息します。
弥栄ダム周辺では、長谷川でみられます。
繁     殖
成虫の出現期はおもに5月。幼虫は年中みられます。水面下のれきの裏に産卵します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
幼虫期(水中) 流れの速い水域
成虫期(陸上) 水辺の植物や岩陰