ムギツク Pungtungia herzi
ムギツクの写真
分類
コイ目コイ科
重要種指定
指定なし
特     徴
成魚の全長は約15cm。
細長い体で、口が少しとがり、1対の口ひげがあります。眼から尾びれにかけて、太く黒い帯状の模様があります。
動物にかたよった雑食性で、水生昆虫などを食べます。
他の魚が守っている卵の上に群れで産卵を行い、自分たちの卵をその魚に守らせる習性(托卵[たくらん])が知られています。托卵相手はオヤニラミなどが確認されています。
生 息 場 所
河川の中~下流域の流れのゆるやかな淵やよどみに生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺でみられます。
繁     殖
産卵期は5~6月です。
大きな石の下面、岩盤の割れ目、水草、水面の浮遊木などに産卵します。オニヤラミ、ドンコなど、卵を守る肉食魚に托卵(たくらん)する習性があります。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 岩盤の割れ目、水草、浮遊木
出現時期 流れのゆるやかなところ