オヤニラミ Coreoperca kawamebari
オヤニラミの写真
分類
スズキ目スズキ科
重要種指定
絶滅危惧ⅠB類【環境省】
絶滅危惧Ⅱ類【広島】
特     徴
成魚の全長は約13cm。
体高が高く平たい体で、体色は緑がかった茶色です。
動物食で、小型の水生昆虫、小魚など丸飲みにできるサイズのものを食べます。
名前の由来には諸説ありますが、オスが卵を守る様子が「親がにらみを利かせている」ように見えることからつけられたとも言われています。
また、海産のメバルに似ているので「カワメバル」、眼のような斑紋をもち、左右に4つ目があるように見えることから「ヨツメ」という地方名もあります。
生 息 場 所
河川の中~下流域に生息します。水がすんだ流れのゆるやかな場所を好みます。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
産卵期は4月下旬~9月。
川岸の流れのゆるやかな部分に生える植物に産卵します。
オスが卵を守りながら子育てをする習性があります。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 流れのゆるやかな川岸に生える植物帯
出現時期 流れのゆるやかなところ