オオクチバス Micropterus salmoides
オオクチバスの写真
分類
スズキ目サンフィッシュ科
重要種指定
指定なし
◆特定外来生物
特     徴
成魚の全長は30~50cm。北アメリカ原産の外来魚です。
平たい体で口が大きく、スズキに似た形をしています。体色は黄色みがかった緑色で、背部には斑点があり、体の側面には黒色の縦筋模様があります。
動物食で、魚を中心にエビやカエル類を食べます。
ルアー釣りの対象魚として広く人気がありますが、繁殖力が強く、他の淡水魚の生息状況に大きな影響を与えるとして、外来生物法により「特定外来生物」に指定されています。このため、個体の移動や飼育が禁止されています。
生 息 場 所
河川の下流域および湖沼の流れのゆるやかな淵やよどみに生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺でみられます。
繁     殖
産卵期は5~7月。
メスは流れのない場所の砂れき底に巣を作り産卵します。底が泥の場合は、木の切り株や水草の茎に産卵します。オスはふ化後約3週間ほどの間、稚魚を守ります。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 流れのない砂れき底
出現時期 流れのゆるやかなところ