ヌマチチブ Tridentiger brevispinis
ヌマチチブの写真
分類
スズキ目ハゼ科
重要種指定
指定なし
特     徴
成魚の全長は約15cm。
ずんぐりした体で、丸く大きい頭があります。体色は全体的に黒に近く、頭からほおにかけて白色の斑点がまばらにあります。
雑食性で、小魚、水生昆虫、石の表面についている付着藻類を食べます。
日本各地で小型底引き網などで漁獲され、つくだ煮の材料になります。小型のものは卵とじや天ぷら、吸い物にされます。
生 息 場 所
河川の中~下流域、汽水域、湖沼に生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、長谷川でみられます。
弥栄ダムの個体は、稚アユの放流に伴って移入されたものと考えられています。
繁     殖
産卵期は4~9月。
よどみや流れのゆるやかな場所で、石の下などに産卵します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
産卵期 岩の下、石のすき間
出現時期 流れのゆるやかなところ