ジョウビタキ Phoenicurus auroreus
ジョウビタキの写真
分類
スズメ目ヒタキ科
渡り区分
冬鳥
重要種指定
指定なし
特     徴
全長は約15cm。
オスは頭が淡い銀色で、顔は黒く、胸から腹にかけて美しいオレンジ色です。オスに対して、メスは全体にくすんだ茶色で、尾はオレンジ色です。
オス、メスとも、翼に目立つ白い模様があります。このことから、本種を「紋付鳥」と呼ぶ地方もあります。
おもに昆虫や草木の実を食べます。
すんだ声で「ヒッ、ヒッ」と鳴きます。また、ルリビタキよりも細い声で「カタタッ、カタタッ」と発します。
名前の「ジョウ」は「尉」で、能の老翁(おきな)を意味します。オスの後頭部が銀色であることから、「白髪のおじいさんみたいなヒタキ類」という意味でジョウビタキと名付けられました。
生 息 場 所
農耕地、河原、明るい林のふちなどの開けた環境に生息します。市街地でもふつうにみられます。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川など広い範囲でみられます。
繁     殖
繁殖期は5~8月。弥栄ダム周辺では冬鳥で、繁殖期になると北国へ移動します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
出現時期 明るい林や農耕地、市街地