ムカシヤンマ Tanypteryx pryeri
ムカシヤンマの写真
分類
トンボ目ムカシヤンマ科
重要種指定
準絶滅危惧【広島】
特     徴
体長は約70mm。
左右の複眼が離れており、前翅と後翅は同じ形をしています。
原始的な特徴を多く残していることから、「ムカシ」ヤンマという和名がつけられました。「ヤンマ」という名がついていますが、ヤンマの仲間ではありません。
日本では1科1種のみが知られる貴重な種です。
生 息 場 所
渓流近くや沢沿いの湿った環境を好み、葉上や樹幹、地面によくとまります。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
成虫の出現期は4月下旬~8月。梅雨から初夏に多く出現します。
メスは湿った軟らかい泥や、コケ類の間などに産卵します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
成虫期 葉上や樹幹、地上など