サカハチチョウ Araschnia burejana strigosa
サカハチチョウの写真
分類
チョウ目タテハチョウ科
重要種指定
指定なし
特     徴
体長は20~25mm。
後翅の縁は波のような形で、真上から見ると八の字をひっくり返した模様が見えることから、「サカハチチョウ=逆八蝶」という和名付がつけられました。春型と夏型では大きさや色が異なり、まるで別の種のようです。春型の翅は黄色で縁どられ、夏型の翅には細い赤色の斑紋がみられます。
成虫はウツギやヒメジョオンなどの白色の花に集まり蜜を吸います。
生 息 場 所
低山地の落葉広葉樹林の周辺、特に渓流沿い、林道沿いに多く生息します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺でみられます。
繁     殖
成虫の出現期は4~8月。年1~3回発生します。
道路や渓流沿いのコアカソやイラクサなどの植物に産卵します。さなぎで冬を越します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
成虫期 落葉広葉樹林