ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea
ハッチョウトンボの写真
分類
トンボ目トンボ科
重要種指定
絶滅危惧Ⅱ類【広島】
特     徴
体長は約18mm。日本最小のトンボで、一円玉ほどの大きさしかありません。
オスとメスでは体色が異なります。オスは成熟すると体色が真っ赤になります。メスは麦わら色と黒色のトラじま模様になります。
江戸時代末期の尾張の学者、大河内存真が「(現在の愛知県にあった)矢田鉄砲場八丁目にのみ発見せられ、ハッチョウトンボの名を有する」と記録したことが、和名のはじまりといわれています。
生 息 場 所
山地から丘陵地の、日当たりがよい自然湿地や湿地化した休耕田などに生息します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川でみられます。
繁     殖
成虫の出現期は5~9月。6~7月によくみられます。
腹部の先端で水を打つようにして、水中に卵を産みおとします。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
成虫期 湿地化した休耕田など