アラカシ Quercus glauca
アラカシの写真
分類
被子植物門双子葉植物綱離弁花亜綱ブナ科
生活型
常緑広葉高木
重要種指定
指定なし
特     徴
高さは10~20m。よく育った成木は高さ30mにもなります。
樹皮は濃い灰色で、大きな割れ目がなく、ごつごつしています。葉は長さ約10cm。長いだ円形で、先端は鋭くとがり、上半分の縁には粗いギザギザがあり、裏面は白っぽい色をしています。常緑樹で、新芽が出る春先に落葉します。
名前は、「枝や葉が固く粗いカシの木」という意味でつけられました。
生 育 場 所
河岸の岩の出た急斜面に多く生育します。神社に多く、アカマツ林にもよく混じっています。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
花期は4~5月。
枝から黄色い花が穂のようになって垂れ下がります。穂のようになるのは雄花(おばな)で、雌花(めばな)は別の枝に小さくつきます。
秋に茶色に熟す実(ドングリ)は、輪状の模様が並んだ殻についています。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
花期 -
葉のある時期 温暖な地域の渓谷から山の斜面、神社、公園など