キシツツジ Rhododendron ripense
キシツツジの写真
分類
被子植物門双子葉植物綱合弁花亜綱ツツジ科
生活型
半常緑広葉低木
重要種指定
要注意種(広島)
特     徴
高さは0.5~1m。2mに達することもあります。
幹から枝を細かく分け、広く伸ばします。葉は、春に出る春葉と夏に出る夏葉があり、夏葉で越冬します。春葉は長いだ円形で、長さ2~5cm。先は鋭くとがり、葉の両面に毛があります。夏葉は春葉よりやや小さく、狭い幅です。
名前は、川岸によく生育することから、「岸ツツジ」とつけられました。
生 育 場 所
大きな河川の中流から上流部にかけて、少し増水すると水につかるような岩場に生育します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川の水辺でみられます。
繁     殖
花期は4月下旬~5月上旬。
直径4~5cm、長さ15~20mmのたいへん美しい赤紫色の花が咲きます。
実は、長さ8~10㎜の卵形で、茶色の長い毛が生えています。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
花期 -
葉のある時期 川岸で、増水時に水につかるような岩場