イワタバコ Conandron ramondioides
イワタバコの写真
分類
被子植物門双子葉植物綱合弁花亜綱イワタバコ科
生活型
多年生草本
重要種指定
指定なし
特     徴
高さは5~15cm。
茎が極めて短いので、岩上から葉が生えているようにみえます。垂れ下がった大きな葉はだ円形で、葉脈がややへこんでいます。表面には光沢があり、縁には不ぞろいの切れ込みがあります。冬になると、葉が小さく固まり、縮れた状態で越冬します。
葉がタバコの葉に似ていて、岩場に生えるので、「岩煙草(イワタバコ)」と名づけられました。
生 育 場 所
山地の渓流沿いにある日陰の湿った岩壁に生育しますが、あまり多くありません。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖の周辺でみられます。
繁     殖
花期は8月。
星形をした10~15mmの紫色の花が数輪つきます。中央にめしべがあり、周りに薄茶色のおしべが5本あります。
実は細長く、熟すと二つに割れます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
花期 -
葉のある時期 山地渓流の湿った岩壁