ヤナギタデ Persicaria hydropiper
ヤナギタデの写真
分類
被子植物門双子葉植物綱離弁花亜綱タデ科
生活型
一年生草本
重要種指定
指定なし
特     徴
高さは40~60cm。
茎はまっすぐに伸びて、ところどころ曲がり、節は赤くふくらんでいます。葉は長さは5~10cm、幅は1~2cmと細長く、両面には粘液を分泌する点が多数あります。秋には河原で美しく紅葉する姿が目立ちます。
名前は葉の形がヤナギの木の葉に似ていることからつけられました。
葉を噛むと辛味があり、刺身のツマに使われるほか、鮎の塩焼きに使う「たで酢」の原料になります。
生 育 場 所
河原や溝、湿地化した放棄水田に生育します。出水時に水をかぶる、河川敷の不安定なところにしばしば群生します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
花期は6~9月。
淡い紅色の小さな花が多数集まり、穂の形になっています。
実は円形。黒みを帯びた茶色で光沢はなく、両面が凸レンズ状にふくらんでいます。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
花期 -
葉のある時期 河原や溝など、水をかぶる不安定なところ