ギンリョウソウ Monotropastrum humile
ギンリョウソウの写真
分類
被子植物門双子葉植物綱合弁花亜綱イチヤクソウ科 (ツツジ科とする見解もある)
生活型
多年生草本
重要種指定
指定なし
特     徴
高さは8~15cm。
全体が白色で葉緑素をもたない植物です。光合成はおこなわず、地下にある根に共生する菌類がつくりだす養分を吸収して成長します。このような植物を腐生植物(ふせいしょくぶつ)といいます。
名前は、銀色の竜が首をもちあげた姿に例えて「銀竜草(ギンリョウソウ)」とつけられました。
生 育 場 所
樹林内の、落ち葉が厚く積もって湿ったところに生育します。
弥栄ダム周辺では、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川でみられます。
繁     殖
花期は4月。
花は地下から伸びた茎の先に1個、下向きにつきます。全体が透けた白色です。花が咲く時期以外にはその姿を見ることができません。
実は夏に熟し、茎が倒れるとつぶれて極めて小さなタネを落とします。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
花期 -