イヌツゲ Ilex crenata
イヌツゲの写真
分類
被子植物門双子葉植物綱離弁花亜綱モチノキ科
生活型
常緑広葉低木
重要種指定
指定なし
特     徴
高さは1~3m。
樹皮は黒ずんだ緑色で、縦に浅い割れ目が入ります。厚みとつやのある葉は長さ1~3cmと小さく、縁には丸みのある切れ込みがあります。
ツゲの材は硬く用途が多いのにくらべて、本種は役に立たないから、という意味で「否(いぬ)」ツゲと名がつけられました。ただし庭木や盆栽などにはよく利用されています。
生 育 場 所
山地の林内から林縁に生育します。
弥栄ダム周辺では、ダム下流の小瀬川、弥栄湖およびその周辺、弥栄湖上流の小瀬川、長谷川でみられます。
繁     殖
花期は6月。
雄木(おぎ)と雌木(めぎ)に分かれますが、花はどちらもよく似ており、径5~7mmほどと小さく、黄色みがかった白色です。
実は5mmほどの球形で10~11月に黒く熟します。
生活サイクル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 場所
花期 -
葉のある時期 山地の林内や林縁、湿り気のある環境